学名「Hypericum perforatum 」で英名「 St.John’s wort」、和名がセイヨウオトギリソウの セントジョーンズワートは、日本ではオトギリソウと名付けられています。地上部を使い、ヨーロッパや中央アジアに生息しています。

含有成分は、フラボノイド配糖体(ルチン、ピペロシドなど)ジアンスロン類(ヒペリシン、ソイドヒぺリシンなど)、タンニン、ハイパーフォリンなどを含み抗うつ作用、消炎作用、鎮痛作用があります。収れん、鎮痛、抗炎症、鎮静、神経系の強壮、生理前症候群、創傷、やけどなど多くの身体症状に適応するハーブで、古代ギリシャの時代から用いられてきました。また、明るい気持ちになることができるため「サンシャインハーブ」と呼ばれています。小さじ1~2杯を10分間浸出し、1日朝夕に飲みます。

成分のヒペリシンに光感作作用があるため、セントジョーンズワートを含むパックなどをした後は、日光にあたらないように注意します。また、薬物代謝酵素を誘導する作用があるため、厚生労働省より2000年にセントジョーンズワート含有食品は次の医薬品との併用に関する注意をおこなっています。

強心薬(ジゴキシン)、抗不整脈薬、経口避妊薬、血液凝固防止薬(ワルファリン)、免疫抑制薬(シクロスポリん)、抗HIV薬(インジナビル)、気管支拡張薬(テオフィリン)、てんかん薬を飲んでいる方は飲用を避けてください。

また、強い作用があることから、妊娠中、授乳中も避けておきましょう。