学名「Cassia angustifolia」でマメ科のセンナは、アフリカ原産の常緑小低木で、果実、小葉、葉柄、葉軸、茎部分を使用します。古くからアラビアの医師によって下剤として用いられてきました。

最古の医学書「エーペル・パピルス」にも、下剤として収載されており、アラビアの医師によりインドに導入され海外に広まっていきました。現在では、欧米で、ハーブティーのほかパウダー剤やシロップ剤として繁用されています。日本には、明治以降に導入され西洋医学として日本薬局方にも収載されています。センナは、成分に、ジアンスロン配糖体(センノシド)、アンスラキノン誘導体(レイン、アロエエモジン)、フラボノイド(ケンフェノール)粘液質を含み、日本では医薬品として使用されています。

センノシドが急性便秘などの症状に適応しますが、慢性便秘など長期にわたる使用は控えます。腸管を収縮させる働きは、子宮の筋肉にも影響を及ぼすので、妊娠中や授乳中には禁忌です。また、腸閉そくや原因不明の腹痛、腸の炎症などの症状、12歳以下の子どもの使用も禁忌です。1週間を超える長期の服用はカリウムを喪失しますので控えるようにしましょう。日本では、医薬品として流通しているので食品としての使用はできません。