赤ちゃんの顔を見れば、これまでミルクで育てようと思っていたお母さんも、できることなら母乳で育てたい、という考えに変わることもあるかと思いますが、初出産なら特にいろいろ悩むこともあるかと思います。できれば、ミルク育児をする予定のお母さんも、出産後に、赤ちゃんが最初に飲む初乳は、飲ませてあげる方が、赤ちゃんにとっては栄養や免疫をたくさんお母さんからもらうことになりますのでおすすめです。

また、母乳で育てていても、母乳が出なくなったときや、急な外出で赤ちゃんを預けなければならない時、お母さんの体調が悪くなった時など不測の事態もあります。そんなとき、一応、家に粉ミルクがあると助かります。何もなく母乳で育てることができれば一番いいのですが、そんなときでもどんな粉ミルクがあるのか、人気なのはどんなものか知っていれば安心ですね。今回は、なかでも今人気の粉ミルクを紹介します。粉ミルクは日々人気も変わりますが、大手通販のアマゾンでの2016年7月6日時点の粉ミルクランキングで、それぞれどんな点が違うのか確認してみましょう。

粉ミルク人気ランキング

第1位 明治「ほほえみ らくらくキューブ」 27g×48袋(景品付き)4088円

この粉ミルクの人気は、らくらくキューブというネーミングの通り、お母さんが楽になるために、個別に包装されているところに特徴があります。ミルクで育てているお母さん以外にも、お母さんの体調が悪いときや外出時など、どうしても授乳できないときなどにも人気のようです。母乳の場合は、大きな缶の粉ミルクだと残ってしまったり賞味期限を切らしてしまったりせずに使えるので便利です。また、いつも慣れているお母さん以外のお父さんやおばあちゃんが作る場合も、量を計らず哺乳瓶にお湯を入れて溶かしてでき、誰でも簡単に作れることが人気につながっているようです。
明治は、粉ミルクでは、新生児用の「ほほえみ」と、乳児のフォローアップ用の「ステップ」を販売していますが、どちらも上位10位に入るほど人気の粉ミルクです。特に固形タイプの「らくらくキューブ」は、簡単で便利、長期保存ができる粉ミルクとして支持層が広いようです。これまで、粉ミルクによる事件を起こしたことがないメーカーとして、信頼できる明治という観点からも高い評価を得ています。
明治の「ほほえみ」の特徴は、他のメーカーにはない、「カルニチン」を配合しています。また、牛乳アレルギーの原因の一つとされる、「ベータ・ラクトグロブリン」を80%低減していることころにあります。明治「ステップ」は、離乳食に移行後、摂取ができにくい「オリゴ糖」や「DHA」、「ヌクレオチド」などが、バランス良く配合され、粉ミルクの味も母乳や育児用粉ミルクに近いあっさりしたもので、スムーズに移行できるように作られているのも人気の理由です

第2位 和光堂 レーベンスミルク はいはい 850g 1760円

和光堂の粉ミルク「はいはい」は、母乳には含まれない成分の「β-ラクトグロブリン」を軽減して、たんぱく質の量を適量に調整するなど、母乳研究をして進化している粉ミルクとして評価されています。和光堂は、ベビーフードの老舗ブランドとしても人気でしたが、ベビーフードに虫が入っていた事件などの影響から、粉ミルクに不安に感じる声もあがりました。
和光堂の「はいはい」は、低価格の割に使いやすいなどで、コストパフォーマンスも良いとして人気の粉ミルクです。甘みが少なく、ラクトフェリンを配合していて、主要な栄養素のバランスも良く、母乳に含まれている5種類のヌクレオチドを配合するなどの特徴があり、母乳に近いミルクです。
新生児用の「はいはい」は、母乳に近く、母乳とミルクの混合をしている人にも人気です。また、和光堂のフォローアップ用の「ぐんぐん」は、離乳食で不足しがちな栄養を配合しています。明治や森永などに比較して販売価格は安めに設定されています。

第3位 森永 はぐくみ エコらくパック赤ちゃん つめかえ用 800g (400g×2袋)×2箱 景品付き 3986円

森永の「はぐくみ」は、その使い勝手の良さの「エコらくパック」が好評です。長年販売されていることもあり、商品に対する信頼感とゴミを軽減できる快適さが人気です。
「はぐくみ」は、感染予防や免疫力強化にもなる効果の期待できる「ラクトフェリン」と、2種類のオリゴ糖の配合をしていることから、赤ちゃんの腸のビフィズス菌などの善玉菌を増やす効果が期待できます。また、ミルクアレルギーの予防のために、たんぱく質を「ペプチド」と呼ばれる状態まで細かくしている「E赤ちゃん」も、新生児用に産院で使用されることあり知名度もあることからランキングに入っているようです。

粉ミルクについてまとめ

粉ミルクのニーズは、時代とともに変化しますが、粉ミルクの生産に長い歴史のある大手の食品会社は不動の人気です。また、1番人気のあるものは、袋に分かれて梱包できる便利なものでした。育児の大変な時期を、より快適にできる粉ミルクが、お母さんたちの人気を集めて、ランクインしているようです。最近は、海外からも日本の安全安心な粉ミルクを求めて、購入するケースも多いようです。では、粉ミルクを選ぶ時のポイントをお伝えします。母乳育児をしているお母さんも、もしものために参考にしてみてください。

■赤ちゃんの飲み方
母乳育児をしていると、どんな赤ちゃんでも粉ミルクは嫌かもしれません。ですので、できるだけ赤ちゃんが嫌がらずに飲んでくれることが一番大切になってきます。
お母さんが、いろいろ悩んで選んだ粉ミルクだとしても、赤ちゃんが飲んでくれなければどうしようもありませんので、こればかりは飲んでもらわないことには分かりません。
赤ちゃんの成長とともに好みも変化しますので、難しいかもしれませんが、赤ちゃんの飲み方はどうかということを見ながら、赤ちゃんが好きそうなものを選ぶために、産院などでもらえる試供品などがあれば試してみてもいいかもしれません。

■赤ちゃんの健康状態
お母さんが牛乳アレルギーや、赤ちゃんがなんらかのアレルギーの可能性がある場合は、アレルギー対策をしている粉ミルクなどもありますので、医師に相談して、粉ミルクを選びましょう。また、粉ミルクが体質的に合わなくて、赤ちゃんが下痢気味などになる場合もあります。毎日の便の状態をチェックして粉ミルクが合っているか確認しましょう。

■そのほかにも…
粉ミルク育児の場合は、毎日使用することになりますので、スティックタイプ固形タイプ、開けやすさや作りやすさなど、作る人が負担であれば、できるだけ便利なものを選ぶ方がいいかもしれません。
粉ミルクは、メーカーによって価格はさまざまです。物の値段はなんでもそうですが、広告宣伝費や材料費が高ければそれだけ価格に影響してきます。母乳育児は、経済的にもメリットがあるかもしれませんが、粉ミルクを選ぶ場合も、お財布と相談しながら負担のないメーカーで購入する方法もいいかもしれません。

粉ミルクはたくさん種類があって悩みますが、まずは赤ちゃん、そして家庭にあうものを購入しましょう。また、粉ミルクをつくるお水も赤ちゃんには大切です。母乳やミルクの授乳期間は特に水には注意してあげましょう。
また、粉ミルクで育てる場合は、母乳育児にくらべると、赤ちゃんとのスキンシップが少なくなりがちです。しっかり赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんの表情を見ながら話しかけながら、信頼関係を育んでくださいね。今しかない、赤ちゃんとの素敵な時間を大切にしてください。